日本とは違う!韓国の年末年始過ごし方

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!

今回は日本で過ごした2回目の年末年始です。家でテレビを見ながらカウントダウンをしましたね。韓国と日本は時差がないので韓国で年末年始をすごしたとしても、たぶんテレビを見ながらカウントダウンをしたと思います。😅

でも、やっぱり韓国と日本の年末年始はいろいろ違います。

年末年始の連休ってなに?

以前韓国の休みについて書いたので、見てくれた方はもう知ってると思いますが、韓国の年末最後の休みクリスマスです。

年末だと言っても特に休みはないです。そして日本と同じように年始には一応休みがあります。ただ、1月1日だけです。日本では元旦、正月と呼んでるこの日は韓国では新正と呼んでます。

韓国には大きい休みが2つあります。その1つはソルナル(旧暦1月1日)、もう一つはチュソク(旧暦8月15日)です。ソルナルのことを旧正舊正)と呼んでます。旧暦を使ってる1月1日のソルナルが旧正なので、新暦の1月1日の事を新と呼ぶようになりました。

この旧正、ソルナルの方を大事にしてるので、1月1日以外の年始には特に休みがないです。年始にゴロゴロしてる中、実家に連絡すると「まだ休みなの?日本って休み多くていいねー」と言われましたね。こういう感じで韓国の年末年始の休みたった1日なんです。年末年始の休みは存在しません。

韓国の年末年始はどういう感じ?

日本と同じ!

日本と違う韓国の年末年始だが、日本と同じこともあります。それはカウントダウン除夜の鐘です。ソウルのチョンノにある普信閣と言う鐘楼で行ってます。日本との違いは日本では108回撞かれますが、韓国では33回撞かれます。今年はコロナで中止になりました。1953年から始まった除夜の鐘が中止になったのは今回が初めでした。

あいさつ

日本のあけましておめでとうございますに会頭日本のあけましておめでとうございますに当たる韓国のあいさつはセへボマニバドゥセヨです。「新年にたくさん副を貰ってください」の意味です。

おかしいことに韓国の新年のあいさつは2回やります。新年になってあいさつするのはもちろん、ソルナルにも同じ言葉であいさつをします。それでソルナルになると1月1日にもうセへ(新年)のあいさつをしたのに、いまだに新年(セへ)かよ!の気分になります。

テレビ番組

今回年末年始はずっと家だったので日本のテレビをたくさん見ることができて思ったのは、日本の年末年始は歌番組だらけということです。これも韓国とは違います。韓国の年末年始のテレビ番組は授賞式だらけです。芸能大賞、演技大賞、歌謡大賞などがあってそれぞれの地上波テレビ局で行ってます。授賞式を見る途中にカウントダウンになります。

食べ物

日本では年末年始に贅沢なにカニおせち料理年越しそばなどを食べる文化があるようですが、韓国では特にないです。ちなみにソルナル(旧暦1月1日)ではトッククを食べます。トッククを食べると年を取ると言われて、子供に「早く大人になりたいんだったらトッククたくさん食べなー」と言ったりします。

なにする?

年末年始に一番混むのはドンヘ(日本海)側です。最後の太陽をみたり新年初の太陽を見て願いを祈ります。ただ遊びに行って酒を飲みすぎて寝坊してそのまま帰って来る人も多いですけどね。この日になると朝からリアルタイム検索に「地域名+日の出時間」がたくさん現れるし、ニュースでも日の出を中継してくれます。

日本の二年参りや初詣、おみくじなどは韓国にはないです。太陽見るだけですね。😅 ちなみに韓国で一番有名な日の出の場所は江原道江陵(カンヌン)しにある正東津(ジョンドンジン)と言うところです。ここだけではなく海からの日の出が見れるところでは日の出祭りが開いてるのがおおいです。どこでも混むので車で行こうとしてる方日の出を見て祈ったらすぐにその場から離れる余裕をもって動いてください。

まとめ

日本の年末年始は休みがあるし、初もうでやおみくじ、福袋など楽しめることもたくさんあって本当の年末年始気分を味わえることができてうらやましいです。韓国の家族に話すると「年末年始の休みちゃんとしてるね!」と言われました。韓国も新しい年を迎えるのはめでたいと思ってますが、ソルナルの事をもっと大事にしてるせいか新年になってもそこまで新年の気分を味わえることはできないです。ただ、1月1日になった以上韓国のみんなは歳が一個増えました。😋