日本人の夫が驚いた韓国の大統領選挙、何が?

韓国と日本は政治体制が違うので、何ヵ月か前に日本の総理が変わったのを見てすごく珍しいと思いました。

実はどういうシステムなのか今も良く理解できてないです。

総理は長く、何回もでやるものだと思ってましたが、1年で辞めることもあるって初めて知りましたね。

韓国は5年に一度大統領選挙が行われます。(国会議員、知事、市長などの選挙は4年ごとに行われます。)

同じ大統領制のアメリカは4年、2回までできるのに対して、韓国は5年、1回です。2回目はないです。

日本、アメリカとの違いは色々ありますが、一番の違いは「直接選挙」ということです。

日本の選挙、これが珍しい

日本でたまにテレビで見た市長選挙。全部違う時期でやってるので、驚きました。

韓国は同じ時期に一斉に行われます。

色んな理由で席が空いた時には、空いたところだけ集めて同じ日にまた再選挙などをします。

実際「これが日本の選挙!」だと経験したのは去年行われた衆議院議員選挙です。(投票はできません。)

全国で同じ日にやって開票放送があったので、韓国と似てると思いました。

でも、韓国と違って選挙に負けた人が比例代表として復活できるのはすごく新鮮でした。

また、選挙が日曜日でやるのは可哀そうでした。😅

夫が3月の韓国のカレンダーを見て羨ましがってましたが、韓国では水曜日にやって、その日は休みになります。(再選挙は一部の地域だけなので休みではないです。)

私が驚いたのはもう1つあります。投票用紙に直接名前を書くことです。

韓国の選挙はハンコです。次のような投票用紙に投票所にある2番目の写真のようなハンコを押すだけです。

韓国に比べて日本は厳しいなーと思いました。

選挙運動

ここは小さい市で、規模が小さいせいかも知れませんが、私が経験した日本の選挙運動は静かなイメージです。

私が経験したのは小さい車に乗って候補が「挨拶をしたり、こういうことをやります。」をずっと話す感じでした。

最近私が韓国の選挙を良く見たので、夫も韓国の選挙を少し経験することになりました。

私には今まで普通だったのが、夫は少し驚いた感じがしましたね。😆

韓国の選挙はとにかくうるさいです。朝から夜までうるさいので、通報することもあります。

少人数の日本と違って、韓国は一緒に選挙をする人が多いです。選挙運動員と言って車の前で踊ったりします。

韓国の政党には色があって、それを選挙で使います。

韓国の政党は昔から大きいのは右、左で2つで、少し小さいのが何個かある形ですが、

支持率が下がったり、何かあるたびに分党したり、合党したりして名前が何回も変わりました。

名前が変わる時に党の色も一緒に変えたりします。今はともに民主党は青国民の力は赤ですね。

選挙運動員はこの色になってる帽子、服を着て拍手をしたり、踊ったり、色んなパフォーマンスをしながら選挙運動をします。

その時流れるのが「選挙ソング(ロゴソング)」です。有名な歌の歌詞を変えて選挙に利用します。

次の動画が今回使ってる選挙ソングです。夫に紹介したら笑われました。😅

何曲があって、ずっとこれが朝から夜まで流れてきます。たまに「うるさい!」と叫ぶ人もいますね。😅

また候補が演説する時は人がすごく集まります。政党色の風船、旗などを持って支持してる人がすごく集まります。

席を取るために何時間も前から行く人もたくさんいます。

まとめ

韓国人は政治にすごく興味があります。

特に大統領選挙は投票率も高いですね。18代、19代の大統領選挙投票率は75.8%、77.2%でした。

興味がある分、右と左で分けてネット上で戦うこともたくさんあります。

記事が出たら有利な世論を作るためにリンクを共有して有利なコメントをたくさん書いたり、「Good」「Bad」を押しながら戦います。

トップがどうなるかによってこれからの5年がすごく変わるので政治に熱心です。

夫の話では、日本ではあまりないと聞きましたが、韓国では家族、周りの人と政治の話を良くします。

自分がどの政党を支持してるのがはっきりしてる人も多く、自分と反対だと分かったら政治の話をしないのが平和のために良いとされてます。😅

有名人は政治的な発言に気を付けないと、意見が違う理由だけで攻撃されることもありますね。

日本をまだたくさん経験してないからかも知れませんが、私が思うのは韓国の方が政治に興味があって、激しいです。

韓国の政治は宗教みたいになった気もするので、どっちが良いのかは分からないですが、どっちも良い方向に向かって欲しいです。