日本のわらび餅に騙される。韓国にも餅が?

トッポッキは日本でも良く知られてる韓国の料理です。日本のスーパーにもレトルトのトッポッキはもちろん、ソースが入ってないトッポッキの餅だけを売ってるところも見ました。

トッポッキは子供の頃から良く食べましたね。小学校の前に粉食店があって、学校の帰りにいつもそこによってトッポッキを食べた記憶があります。

当時、韓国の子供の私には辛さはあまり関係なかった気がします。😅友達もみんな辛いのに慣れてましたね。

トッポッキの「トッ」は「餅」を意味する韓国語です。ようするに、子供の頃からみんなが餅に慣れてるってことです。

夫から「韓国にもある?」と聞かれたことがあって、逆に私は「日本にもがある?」と質問しましたね。日本生活が知らない事だらけだったので、餅はないと思ったし、韓国にだけあると思ってました。

韓国の餅

韓国の餅で有名なものを少しだけ紹介します。

トッポッキトッ(떡볶이떡)、ガレトッ(가래떡)

トッポッキを食べたことある方はすぐ分かると思います。この2つの餅は太いか細いかの違いです。ただ、トッポッキトッの方はもありますが、小麦粉で作ることもあります。ガレトッは斜めに丸く切って、旧正月に食べるトックク のトッになります。普段は焼いてごま油に付けて食べたりします。

シルトッ(시루떡)、ジョルピョン(절편)

シルトッは先祖の祭祀の時使う代表的な餅です。また、引っ越し挨拶の時もっていくこともあります。小豆を使った餅で、子供の頃には嫌いでしたが、大人になってから好きになった餅です。😅

ジョルピョンは家によって祭祀の時使うこともあいますが、使わない家もあります。味はガレトッと同じですが、表面にすごくごま油を塗るので、少し違う気もします。また、緑の色はヨモギを入れた餅で、とても美味しいです。

クルトッ(꿀떡)、ベクソルギ(백설기)

クルトッは甘いの好きの弟が好きな餅です。クルトッの「クル」は蜂蜜のことで、名前通り甘い餅です。実際に中に蜂蜜が入ってるのではなく、中には茶色の砂糖が入ってます。小さいのでちょっとずつたべたらすぐなくなります。

ベクソルギは大好きな餅です。(写真で見えるのか心配ですが..)普通の餅と違ってあらい感じの表面が中まで同じで、作る時砂糖を入れるので、甘いです。韓国で餅の店に行ったら絶対買いましたね。この餅は学校のイベントなどで、良く配ってくれました。

わらび餅とインジョルミ(인절미)

このインジョルミはベクソルギと同じくらい好きな餅です。また、これが私がわらび餅に騙された原因になった餅ですね。

わらび餅もインジョルミもどっちも表面にきな粉をかけるので、完成された餅を見ると本当に同じように見えます。初めて買ったときは「わらび」の言葉も知らなかった時で、普通にインジョルミだと思って買いましたね。

日本でインジョルミがすごく食べたくて切り餅を買ってチンした後にきな粉と砂糖をかけて食べたりしたので、当時、私が知ってる日本の餅は切り餅だけでした。なので、「日本にもインジョルミある!!」とすごく喜んで買って来ました。😊

それが、家でウキウキしながら一口食べると、インジョルミと違ってぐにゃぐにゃ?の食感で、「あれ?なに?」の気持ちになりました。ちなみにインジョルミはもっちりしてます。

韓国のインジョルミに慣れてるせいかわらび餅にはすごく違和感を感じて味があまり慣れないです。インジョルミってただきな粉味で食べる餅だと思いましたが、餅とわらび餅ってそんな違いがあることを初めて実感しましたね。

残りは夫にあげちゃいました。それ以来わらび餅は買わなくなって、「切り餅+きな粉+砂糖」の生活がまた始まりましたね。

まとめ

わらび餅は韓国人の私にはインジョルミのせいかなかなか慣れない餅です。特に食感がダメでしたね。テレビでたまにわらび餅を見ると、あれが米の餅だったら。。。と考えながら見てますね。

他の韓国人はどう思ってるか調べると私のように食感がダメな人がけっこういました。でも、普通に好きな人もたくさんいましたね。韓国人か日本人かの違いより、ひとそれぞれかも知れません。