韓国の可哀そうな喫煙者、韓国の喫煙状況は?

出典:世界日報

最近夫の禁煙を祈って、タバコの話をしてたら、韓国の喫煙状況が気になりました。たまに韓国のニュース、掲示板で「길빵(ギルパン)」や、タバコの臭いにで苦労してる人の話を見たことあって、調べることにしました。

ちなみに「길빵(ギルパン)」は歩きたばこのことで、歩きたばこの人に出会った人は「ギルパンされた」と言いますね。😅

韓国の喫煙

韓国の成人(19歳以上)の喫煙率はどんどん減ってますが、女性の喫煙率はあまり変わっていないようです。

社会的に喫煙者のイメージが悪くなってるし、昇進にも不利益がある会社もあります。また、喫煙場所もあまりないので、韓国は喫煙者にとっては良い環境じゃないと思います。

出典:nosmokeguide

未成年の喫煙率は一時期13%なった時もありましたが、タバコの値段が2倍になってから4%まで下がりました。

韓国の喫煙はどこに行ったら良い?

禁煙しなきゃいけない場所に比べて喫煙場所が少なすぎて、道でタバコを吸う人もけっこういます。

また、問題になってるのはマンション(アパート)での喫煙です。ネットの掲示板でもたまに見ましたが、ニュースにも何回も出て問題にされてます。これはマンション喫煙で苦労してる人たちが書いたものです。

こういう紙がみんなが見れるエレベーターにはってるます。ほとんどの紙には「ベランダ、トイレ、レンジフード、玄関、廊下などで喫煙をするとタバコの煙が家の中に入ってきて、息が苦しい」と書いてます。

今は少し変わった子も知れませんが、以前、韓国ではベランでタバコ吸う人がたくさんいました。煙もそうですが、マナーが悪い人はタバコの灰もそのまま下に落とすこともありました。

こういう問題で住民半分以上が賛成すると禁煙マンションとして指定することができ、違反すると罰金を払う施行令ができあしたが、「自分の家なのにタバコも吸えないのはひどい」と言う人もいました。

これは構造の問題で、マンションの排気管が繋がってるせいらしいです。なので、他の家の臭いが入ってくるしかない仕組みです。

出典:olympick.co.kr

韓国のマンションは作る時一気に何個も作ることが多いです。その区域を「アパート団地」と言います。この写真はアパート団地で、小さい団地もいますが、大きい団地もたくさんいます。二番目の写真は韓国で一番大きいアパート団地です。

この団地の中では団地全体を禁煙場所と指定するところもあります。なのに、喫煙場所は作ってなくて、喫煙者は家の中でも、外でもタバコを吸えないです。禁煙に関するマニュアルはありますが、喫煙に関するマニュアルは何もないらしいです。

まとめ

私の実家は田舎の一軒家で弟は自分の部屋で吸い放題でした。部屋が隣で、良く臭いが入ってきました。「お願いだから、家から出て吸ってくれ!」と叫んだりしましたね。でも、ヘビースモーカーで、一階に行くのもめんどくさかったらしくて、毎日毎日喧嘩しました。(今は少し懐かしいです。)😅

こういう経験があったので、マンションに住んでる人たちの気持ちも良く理解できます。喫煙者も「自分以外のタバコの臭いは嫌だ」と思う人もいるくらいなので、吸わない人はもっとその臭いが嫌いですよね。

でも、喫煙は自分の体にも悪いし、周りにも迷惑をかける時もありますが、韓国の状況を見ると少し可哀想な気持ちも出てきました。どこか発散できるところがないからどんどん争いが出てる感じです。韓国は喫煙区域をもっと作って管理するべきだと思います。