韓国の土用の丑の日?韓国の夏の健康食ランキング5

最近どのスーパーに行ってもウナギをたくさん見ます。こういう光景は今まで見たことがなかったので、気になりました。日本には「土用の丑の日」があってこの日には必ずウナギを食べる習慣があることを知りました。

夏、うなぎを聞いて思い浮かんだものは韓国の「ボクナル」です。

韓国の土用の丑の日ボクナル(伏日)

韓国には土用の丑の日はありませんが代わりに「ボクナル」というものがあります。ボクナルは1年に3回夏至と入秋の際にあって、漢字にすると伏日です。暑すぎて降伏する日です。1年中一番暑い日で早い日から初伏、中伏、末伏と言います。

この日には熱いスタミナ食を食べてます。それは韓国では昔から以熱治熱という言葉があって、簡単に言うと熱で熱を勝つ!です。

伏日のことを気にしない人もいますけど、多数の韓国人はこの日にスタミナ食を食べます。スーパー、ネット、ニュースまで伏日の話をするのであんまり忘れることはないです。しかも土用の丑の日と違って3回もあるので、そのうち1回くらいは食べます。

伏日に食べるスタミナ食ランキング

韓国の土用の丑の日!伏日に一番人気な料理はなんでしょう。

JOB KOREA

サムゲタン

一番人気なのはサムゲタンです。サムゲタンは日本で良く知られてるタッカンマリと似てるけど少し違います。

  • タッカンマリ切った鶏肉を使い、サムゲタンは鶏肉丸ごと使います。
  • タッカンマリ内臓を使う場合もあります。
  • タッカンマリはずっと火を使いながら食べますが、サムゲタンは調理した後には特に温めながら食べないです。
  • タッカンマリは必ずダデギというソースにつけて食べます。サムゲタンは付けて食べる場合もあります。
  • タッカンマリは最後にを入れて食べる場合があります。サムゲタンは最初から中にが入ってます。

この中で一番大きい違いはソースです。ダデギの有無がタッカンマリを決めてくれます。日本ではなぜかタッカンマリの方が知られてるけど、韓国ではタッカンマリのことを知らない人のほうが多いです。

サムゲタンは簡単に料理できる商品もたくさん出てます。それに鶏肉で作るので比較的に他のスタミナ食より安いので人気があります。

牛肉

正確には牛肉ではなくて韓牛です。特別な日なので、いつもより高い韓牛を食べることだと思います。スタミナ食ではあるが、個人的には特に伏日の料理とは思わないです。

ただ、夏の焼肉は暑い中で食べる栄養がある韓牛なので、その意味では伏日に合うと思います。

うなぎ

日本の土用の丑の日と同じうなぎです。日本のうなぎと違うのは韓国には塩焼きヤンニョム焼き2種類があることです。塩焼きのほうがうなぎの元の味を分かることで塩焼きのほうが人気があります。私はどっちも好きなので半分半分注文します。焼きうなぎを食べた後にはうなぎのおかゆも食べるので、伏日に良いスタミナ食だと思います。

うなぎが人気な理由の一つはすぐスタミナが上がる効果を感じられるかららしいです。

ちなみに店によって違いますが、韓国のほうが安く食べれます。

カモ肉

カモ肉は燻製して食べることもありますが、伏日にはカモベッスクで使います。

ベッスクはサムゲタンの似てる料理ですが、サムゲタンは1人1鶏だったらベッスクは4人で食べれる大きい鶏を使って一緒に食べます。サムゲタンは鶏の中に米が入ってるのに比べて、ベッスクはおかゆ(米)は別にあります。

カモは韓国の古文書によると冷たい性質があるので、体の熱を下げてくれるそうです。それに体が弱っれる時に保養の役割をしてくれるので、伏日にぴったりな料理です。

私はカモ肉の独特な臭いが苦手ですけど、そうではない人にはすごく良いスタミナ食です。

チュオタン

ジョンラナムドのナムウォンで有名なドジョウの料理です。ドジョウをすって入れるので、実際にどの魚が入ってるのか分かりにくい料理でもあります。他の魚(特にサバ)と混ぜて作る場合もあるらしいです。

好きな人は大好きだと思いますが、くせがあるので苦手な人も多いです。特に外国人には食べにくい料理でもあるので、魚好きで辛いの好きな人にだけお勧めします。

ドジョウも韓国ではスタミナを上げてくれる魚で有名なので、伏日の料理として食べても良いと思います。