韓国の軽車は日本と違う?

日本に住んで驚いたのが色々あります。その1つは軽車が多いことです。数が多いだけではなく、種類も多くて軽車専門の中古車ショップがあることに驚きました。韓国には軽車は人気があんまりないです。

日本と韓国の軽車の規格

日本の軽車

全長3.4m×全幅1.48m×全高2.0m以下、排気量660cc

韓国の軽車

全長3.6m×全幅1.6m×全高2.0m以下、排気量1,000cc

韓国の軽車の排気量はなぜ大きい?

1983年韓国政府は国民車普及計画を立つとき軽車の排気量をどうしようか迷いました。当時日本の軽車の排気量は550㏄で、軽車がなかった韓国はこの1983年韓国政府は国民車普及計画を立つとき軽車の排気量をどうしようか迷いました。当時日本の軽車の排気量は550㏄で、軽車がなかった韓国はこの数値を見て悩んだと思います。韓国は山岳地形が多くて550㏄だとパワーが足りないので、国民車として普及できないのではないか考えた自動車会社はその基準を1,000㏄にしようとしました。でも、政府案が確定する前にデウ自動車で796ccの「ティコ」が出て初の軽車の基準は800㏄未満になりました。

初の軽車

日本「スズライト」

韓国のある新聞でスバル360が日本最初の軽車だと初回されていますが、日本の初の軽車は1955年に出た「スズライト」です。ライトは軽いと意味の英語lightから来ました。発売当時の排気量は360でした。ちなみにスバル360の360はこの排気量から付けられました。

韓国「ティコ」

韓国の初の軽車は1991年に出たデウの「ティコ」です。

ティコは1991-2001年まで生産しました。デウがスズキと契約を結び、アルト3代目をモデルにして開発しました。左がデウの「ティコ」で右がスズキの「3代目アルト」です。見て目はすごく似てるけどアルトの排気量は657㏄で、ティコは韓国の実情に合わせて796㏄です。

今は見えなくなりましたが、昔ティコは韓国で一番小さい車として良くからかわれて、
ー右や左に回る時には道路に手をついでしないと転びます。
ー道路に誰かが吐き捨てたガムを踏んだら前に進めない。
ーティコが過速する理由は風が吹くせい。
ー車が凹んだら排気口を吹いたら元に戻る。
などのティコからかうシリーズがありました。

韓国で軽車が人気がない理由

車全体登録台数

韓国で軽車が人気なのは経済が悪い時です。1997年IMFの時には販売が乗用車の35%まで上がりました。全体登録数を見ても急に上がってます。でも、軽車の販売が2003年に4.3%まで下がりました。それで、軽車支援法案で排気量を1000㏄以下に調整することになりました。(デウが1000㏄エンジンがなかったため実際は2008年からになりました。)2008年からまた軽車の登録台数が上がったのは世界的に経済が悪いこともありますが、小型車が軽になった理由もあります。

今も軽車の登録比率は上がってますが、新車販売台数は減ってます。業界では10万台販売を心配しなきゃいけなくなりました。経済が悪い時に人気がある軽車だけどこう言う状況になったのは小型SUVのせいです。軽車で少し頑張れば小型SUVを買えるので軽を買わなくなりました。

日本と違い軽車の需要があんまりないので、新しい日本と違い軽車の需要があんまりないので、新しい技術への投資もなかなかない悪循環です。しかも日本では軽車の種類がいっぱいあって日本と違い軽車の需要があんまりないので、新しい日本と違い軽車の需要があんまりないので、新しい技術への投資もなかなかない悪循環です。その上日本では軽車の種類がいっぱいあって選択肢が広いので、軽車への興味を持たせますが、韓国にはたった3種しかないです。こう言う理由で最新技術が適用され、車種も選べる小型SUVを買うようになりました。

韓国の軽車のメリットは?

一応韓国も日本のように安い税金などのメリットがありますが、デメリットを超えるぐらいの魅力は感じてないです。

自動車税:1㏄:80ウォン (1001~1600cc:140ウォン)(1601~:200ウォン)
責任保険料:10%割引
高速道路(有料道路)通行料:50%割引
公営駐車場 :50%割引
など

韓国で軽車が人気がない理由

韓国では車を運転手の経済力、権力などと繋ぐ傾向があります。社会活動が多い男性が軽車を避ける理由です。どっちかというと軽車は運転が苦手な女性や年寄りに人気です。

他にも社会的に軽車を否定的に見て無視することも多いです。軽車は安くて安全性が落ちる、素人が乗る車と言う他にも社会的に軽車を否定的に見て無視することも多いです。軽車は安くて安全性が落ちる、素人が乗る車と言う固定観念があります。それで軽車を運転してたら道路で無視され、良く追い越しされたり、クラクションをならされたりします。軽車で追い越ししたら系のくせにと思われあおり運転の対象になることもあります。

道路だけではなく、軽車で飲食店やホテルに行ったら「軽=お金持ちではない」と思われ無視されることもあります。これは韓国道路交通DB事業団で調査した軽車への認識の一部です。

軽車は可愛いディザイン、比較的に安い価格、維持費などの良いイメージもありますが、韓国では安全性、耐久性、乗り心地などに悪いイメージがあります。それに加えて上の結果みたいに社会的な認識の問題もあります。こう言う軽車に対する社会的な偏見が韓国で軽車が人気がない一番の理由だと思います。

安全性の強化と新しい技術の研究、日本のように多い選択しがないと韓国の軽車は他の車に席を奪われると思います。