日本と韓国の牛肉部位の違い比較
サムギョプサル、プルコギなど韓国料理の名前は日本でもよく知られています。牛肉の話ではないけれど、豚のバラ肉を使ってるサムギョプサルは、実は料理の名前ではなくて部位の名前なんです。
国が違うので同然日本の肉の部位と韓国の肉の部位の名前は違います。でもこれだけではなくて部位の分け方も違います。いろんな韓国料理があってそれを作るときどの部位で作ったほうがいいか迷う時もあります。
日本と韓国の部位の分け方が違うので正確にこの料理はこの部位が良いのかは言えませんが、これを見て少しでも参考になったら良いと思います。
1.日本の牛の部位
2.韓国の牛の部位
3.牛肉の部位に寄る料理
- モクシム:わかめスープ、ジャンジョリム(角煮)、プルコギ
- ドゥンシム:焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、なべ
- チェクッ:ステーキ、チム(蒸した料理)、なべ、しゃぶしゃぶ
- アンシム:ステーキ、鉄板焼き
- ウドゥン:焼肉、チム、ジャンジョリム、炒め
- アプダリ:ユッケ、シチュー、ジャンジョリム、プルコギ
- カルビ:バーベキユー、チム、焼肉
- ソルド:ステーキ、炒め
- ヤンジ:スユク(チャーシュー)、ユクシュ(汁、だし)
- サテ:ユッケ、タン、チム、ジャンジョリム
以上書いたように牛肉の部位を大きく分けたらこうなります。料理をする時、日本と韓国の牛の部位を比較して選んだら良いかと思います。ただ、韓国に旅行に行って焼肉屋に行ったらまた聞いたこともないメニューが出ます。もっと細かくなってるのでどの部位が良いか食べたい部位はどこなのか注文する時困ります。
これは韓国のある牛の焼き肉専門店のメニューです。
韓国の農村振興庁によると韓国の牛肉は大きく分けると10個細かく分けると39個部位があります。太い字の部位が韓国の焼肉屋で良く出る部位です。
モクシム | モクシム |
ドゥンシム | ウイッ(上)ドゥンシム、コッドゥンシム、 アレ(下)ドゥンシム、サルチサル |
チェクッ | チェクッ |
アンシム | アンシム |
ウドゥン | ウドゥンサル、ホンドゥケサル |
アプダリ | クリサル、ブチェサル、アプダリ、カルビドッサル、 ブチェドプケサル |
カルビ | ボンカルビ、コッカルビ、チャムカルビ、カルビッサル、 マグリ、トシサル、アンチャンサル、ジェビチュリ |
ソルド | ボソプサル、ソルギッサル、ソルギッモリサル、ドガニサル、 サムかくサル |
ヤンジ | ヤンジモリ、チャドルバギ、オプジンサル、オプジンアンサル、 チマヤンジ、チマサル、アプチマサル |
サテ | アプさて、ドゥイッサル、ムンチサテ、アロンサテ、 サンバクサル |
特に美味しくない部位はないけれど、私がお勧めする部位はコッドゥンシム、ブチェサル、カルビッサルです。部位の名前ではないですけど、メニューにあるユッケも美味しいのでお勧めです。ユッケは日本に昔あったユッケと似てます。参考にしてみてください。