サンチュだけがサンチュではない!どういうこと?
家で焼肉をやりたくて、スーパーにサンチュとケンニプ(エゴマの葉)を買いに行ったことがあります。
野菜コーナーには韓国でも良く見たサンチュが名前も「サンチュ」そのままで売ってて不思議でした。日本でもサンチュと呼んでる!と。ただ、ケンニプはなかったです。😥
韓国で焼肉と言ったらサンチュだけの店もありますが、サンチュとケンニプ両方出してくれる店もかなり多いです。私はサンチュよりはケンニプが好きなので、残念でした。
ケンニプと大葉
代わりに大葉はありましたけど、大葉はなぜか化粧品の臭いを感じて苦手なんです。形がすごく似てて最初見た時はラッキーと思いましたが、一回食べてからは辞めました。これは私だけではなくて、韓国人では大葉で化粧品の臭いを感じる人がけっこういます。
逆に夫はケンニプのほうが苦手らしいです。また、昔、タイに行ったときにパクチーの話が出たことがあります。そこで聞いた話では、「外国人(韓国人以外)にはケンニプの臭いが苦手でダメらしい」と聞きました。育た環境によって、変わるもんですかね。
レタスとサンチュ
サンチュがある野菜コーナーを良く見ると少し「おかしいなー」と思ったのがありました。サンチュがたくさんあるのに、値札にはサンチュが1つしかなかったのです。
残りはサニーレタス、ロメインレタス、グリーンリーフレタスなどの名前が書いてました。「えっ、レタス?」韓国人から見るとそれは全部サンチュなんです。むしろサンチュなのになぜレタスになってるか不思議に思いました。
一応、韓国にもそれぞれ名前がありますが、全部まとめてサンチュと呼んでます。サニーレタスは赤サンチュ(적상추、チョクサンチュ)、ロメインレタスはそのままのロメインサンチュで名前があります。グリーンリーフレタスは正確には分かりませんが、海外(アメリカなど)に住んでる韓国人が良くサンチュとして買ってます。
韓国ではレタスをヤンサンチュと呼びます。ヤンは西洋の洋で、西洋のサンチュを意味します。
韓国の私の実家にも小さな畑で、普通のサンチュと赤サンチュを育てました。韓国では赤サンチュの方が美味しいと思う人もたくさんいます。
お店では?
韓国の店でもサンチュと赤サンチュをわざわざ区別しないで使ってます。どっちもサンチュですね。
日本の焼肉屋では今まで赤サンチュが出ることはなかったです。日本では野菜一つ一つをちゃんとした名前で呼んでるので、サンチュは普通のサンチュだけだと思ってるでしょうね。
まとめ
スーパーにはいつも何種類かのサンチュが置いています。私から見ると全部サンチュなので、その時安いほうを買います。苦みがあったり、少し味の違いはありますが、それに抵抗がないんだったら、今度、サニーレタスもサンチュのように楽しんでみてください。