痛いの痛いの飛んでいけー!は韓国語で?

2020年6月30日

以前公園で走ってる時、子供が転んだのを見たことがあります。子供が泣き始めて続いて保護者が来て「痛いの痛いの飛んでイケー」を言い始めた。日本の文化に慣れてない私には初めて聞いた言葉だった。

日本の痛いの痛いの飛んでイケー

まず、「痛いの痛いの飛んでいけー!」はいつ使うのでしょうか。それは子供が転んだり軽いけがをした時に大人が子供に安心感を与えたり、痛みを紛らわすためにする行動兼言葉です。

韓国の遺体の痛いの飛んでイケー

では韓国ではどうなんでしょう。韓国では「オンマソヌンヤクソン(엄마손은 약손)」です。
オンマソンはお母さんのお手、ヤクソンは薬手を意味します。お母さんの手は薬の意味ですね。日本と違うのは転んだり軽いけがした時より胃がもたれた時やお腹が痛い時、頭が痛い時ずっと円を描きながらさすります。
私はすぐ胃もたれる人だったのでお母さんにいっぱいお世話になりました。

これの長いバージョンもあります。
「オンマソヌンヤクソン、アギベヌントンぺ(엄마손은 약손, 아기배는 똥배)」がそれです。アギべは子供のお腹、トンぺは直訳すると💩お腹です。

次の動画は去年韓国で一番流行ったトロト(韓国の演歌)競演番組でオンマソヌンヤクソンをテーマにした曲です。

由来

特に由来はないらしく伝統的な治療で昔から伝われたものらしいです。

効果

オンマソヌンヤクソンも日本の痛いの痛いの飛んでイケーと同じように一次的には心理安定感を与えます。ようするにどっちもプラシーボ効果です。そしてお腹のさすることによって腸の運動を促進させて痛みをなくす効果もあります。

一方、子供は良く冷たいのを食べてお腹を壊したりするためお母さんの温かい手の温もりが子供に伝わって実際的な治療効果も期待できるって言う人もいます。