韓国人は知らない韓国料理!チョレギサラダ
日本で食べ放題の焼肉店に行ったことがあります。タッチパネルで注文するのは韓国ではなかったので、良く見ながらメニュー選びました。肉を選んで野菜を選ぶとき、夫が「これ韓国にもあるでしょう?」と選んだのが「チョレギサラダ」でした。
チョレギサラダ?!なに??初めて聞いた!😯
気になってチョレギをそのまま韓国語で調べると韓国の料理は出てなかったです。代わりに、意味知ってる人いますか?のページがあったです。
チョレギサラダのチョレギはなに?
韓国に行った時、家族、知り合い、近所のおばさんたちに「チョレギサラダ知ってますか?チョレギは?」と聞くとチョレギサラダを知ってる人は1人もいなかったです。逆に「なに?」と聞かれましたね。😅
仕方なくネットで調べたところギョンサンドに「チェレギ(재래기)」という言葉がある事を分かりました。このチェレギが日本に行って、チョレギになったそうです。チェレギはギョンサンド地方の方言で、コッチョリを意味する言葉です。
コッチョリは他の記事でも紹介したことあります!浅漬けバージョンのキムチです。簡単に作れる酸っぱくないキムチの一種です。
チョレギサラダ名前の由来、語源
一方、チョレギとすごく似てる言葉が残ってます。韓国では焼肉と一緒に食べるもので、パジョリというものがあります。パはネギのことでネギのおかずです。最初の写真のようにネギだけのものもありますが、次の写真のようにネギとサニーレタス、エゴマの葉など色々入れてるものがあります。(ネギだけ入れた方が本当のパジョリです)
パジョリ パジョリ(色々入り)
このパジョリのことをパゼレギ、パジョレギとも呼びます。この「ジョレギ(저래기)」ですが、韓国語で「ジョ」が最初の文字に来ると「チョ」に聞こえるらしいです。
これで考えられることは昔、「ゼレギ」を「ジョレギ」と呼んだことがあって、「ジョレギ」が日本に行って「チョレギ」になったかも….です。
韓国でチョレギサラダは何だろう?
そうするとチョレギサラダはコッチョリサラダになっちゃいます。キムチサラダ?なんか意味わからない名前になりました。😅
日本のチョレギサラダはサニーレタスで作っれるのが多いです。サニーレタスは韓国ではサンチュなのでサンチュコッチョリを調べました。それが2番目の写真です。見た目から違うのが分かりますよね。「チョレギサラダ」は辛くない味です。それに比べて「サンチュのコッチョリ」は辛い味付けをします。
チョレギサラダ サンチュコッチョリ
「サンチュサラダ」で調べても唐辛子が入ってるサンチュコッチョリしかなかったですが、1つだけ似てるレシピがありました。「サンチュサラダ」として紹介してました。ある韓国定食屋で食べたサラダを再現したと言ったので、チョレギサラダと似てるものが韓国にもあると思います。

まとめ
チョレギの語源と予想されてる「ゼレギ」は方言なので、知ってる人は韓国の一部の人たち、ギョンサンド地方の人しかいないです。「チョレギ」を聞いてすぐ「ゼレギ」を思い浮かぶ人もあまりない気がします。たぶんですが、韓国人の95%以上は「チョレギサラダ」のことを知らないです。
良く考えてみると、チョレギサラダのレシピは「パジョリレシピ - 唐辛子の粉」と似てる気がします。もしかしたら、色々入れてるパジョレギから辛いのが苦手な日本人向けにネギと唐辛子の粉を抜いてアレンジしたのが「チョレギサラダ」として再誕生したのではないかと思います。